2018年6月17日(日)事例検討会開催報告

みなさま、こんにちは。少し遅くなりましたが、先日開催された事例検討会の報告をさせていただきます。今回も19名のご参加があり、大変盛況の事例検討会となりました。

今回も2つのグループに分かれて、状況の把握から見立ての検討まで行いました。1件は、50代男性の求職者のケース。もう1件は、40代男性の求職者のケースです。
第1ステップでは、参加者から投げかけられる質問を通じて、事例提供者と事例をめぐる状況が徐々に明らかにされていきました。第2ステップでは、事例そのものに対する見立ての検討が行われました。様々な業界のキャリアコンサルタントから、違った視点、考え方を知る機会になりました。
次回は、9月下旬の開催を予定しています。

1.日時
2018年6月17日(日)13:15~17:00

2.場所
I-site なんば A1,A2 会議室

3.出席
19名

4.参加者の感想

  • 事例について、多角的な視点で考えることができた。
  • 仕事柄、自身が扱うケースに直結した事例だったこともあり、今まで私自身が持っていたモヤモヤした部分に気付くことが出来たような気がする。
  • 第2ステップのケース・フォーミュレーションシートで見立てを書きだしたことで、より自身の考えが明確になった。
  • 問題把握、特にキャリアコンサルタント視点の捉え方、深め方について体感できた。
  • 客観性の持続、俯瞰的に見る感覚が必要だと痛感した。
  • 見立てが自身の経験上からの話になり、指示的になっていないか気になった。

 

2018年5月27日(日)2018年度第1回定例会開催報告

2018年度第1回定例会を、法政大学キャリアデザイン学部教授:廣川 進先生をお招きして、「働く意味をみつける物語り」~キャリアカウンセリングにナラティブ・アプローチを使ってみる~ と題した勉強会を開催しました。

昨今、キャリアコンサルティングの中でも注目されているナラティブセラピーの考え方や技法などを、「キャリア支援の現場に導入するとどんな感じになるのか」いう観点でインタビューを体験していただきました。当日は廣川先生の語り口と丁寧な説明のおかげで、参加者のみなさんも真剣に、また楽しく聞き入る様子がとても印象に残っています。

関西支部では、これからも技能士会会員の役に立つ自己啓発の機会を提供してまいりたいと考えております。
みなさま、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

1.日時
2018年5月27日(日)13:30~16:45

2.場所
新大阪丸ビル新館509号室

3.出席
57名

4.講義内容

  • なぜ今、キャリアカウンセリングにナラティブ・アプローチなのか
  • DVD「おもいでぽろぽろ」視聴
  • ナラティブ・アプローチ解説
  • キャリア構成インタビュー(CCI)を体験する

■高畑勲監督の『おもいでぽろぽろ』から
現在の自分の中に過去の自分がいる。(映画のなかでは10歳の思い出)
ちょっとダメな自分、思うようにいかなかった過去、低い自己評価、支配的なストーリー、問題の内在化、そして未来がある。人生はストーリー。

■キャリア構成インタビューから
「子どもの頃、誰を尊敬していましたか」
「あなたのヒーローは誰でしたか」
「ふだん、どんなTVや雑誌、ウェブサイトを見ていますか。3冊上げてください」
「今、本や映画で好きなストーリーを聞かせてください」
幼いころから現在に至るまで共通することがある。

5.参加者からの質問
Q.4人のレンガ職人となっているが誤植なのか?
A.3人の例が上がっているが、AとBの間にもう一人の職人がいるという考えもある。単にレンガを積んでいるのではなくこだわりをもっている。大聖堂を作るまでもないがその間です。

Q.キャリア構成インタビューで子供のころまで戻って質問をしないといけないのか。それを嫌がる人もいるのではないか?
A.嫌がるのであれば子どもの頃まで戻る必要はないです。

(当日の様子)