2018年5月27日(日)2018年度第1回定例会開催報告

2018年度第1回定例会を、法政大学キャリアデザイン学部教授:廣川 進先生をお招きして、「働く意味をみつける物語り」~キャリアカウンセリングにナラティブ・アプローチを使ってみる~ と題した勉強会を開催しました。

昨今、キャリアコンサルティングの中でも注目されているナラティブセラピーの考え方や技法などを、「キャリア支援の現場に導入するとどんな感じになるのか」いう観点でインタビューを体験していただきました。当日は廣川先生の語り口と丁寧な説明のおかげで、参加者のみなさんも真剣に、また楽しく聞き入る様子がとても印象に残っています。

関西支部では、これからも技能士会会員の役に立つ自己啓発の機会を提供してまいりたいと考えております。
みなさま、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

1.日時
2018年5月27日(日)13:30~16:45

2.場所
新大阪丸ビル新館509号室

3.出席
57名

4.講義内容

  • なぜ今、キャリアカウンセリングにナラティブ・アプローチなのか
  • DVD「おもいでぽろぽろ」視聴
  • ナラティブ・アプローチ解説
  • キャリア構成インタビュー(CCI)を体験する

■高畑勲監督の『おもいでぽろぽろ』から
現在の自分の中に過去の自分がいる。(映画のなかでは10歳の思い出)
ちょっとダメな自分、思うようにいかなかった過去、低い自己評価、支配的なストーリー、問題の内在化、そして未来がある。人生はストーリー。

■キャリア構成インタビューから
「子どもの頃、誰を尊敬していましたか」
「あなたのヒーローは誰でしたか」
「ふだん、どんなTVや雑誌、ウェブサイトを見ていますか。3冊上げてください」
「今、本や映画で好きなストーリーを聞かせてください」
幼いころから現在に至るまで共通することがある。

5.参加者からの質問
Q.4人のレンガ職人となっているが誤植なのか?
A.3人の例が上がっているが、AとBの間にもう一人の職人がいるという考えもある。単にレンガを積んでいるのではなくこだわりをもっている。大聖堂を作るまでもないがその間です。

Q.キャリア構成インタビューで子供のころまで戻って質問をしないといけないのか。それを嫌がる人もいるのではないか?
A.嫌がるのであれば子どもの頃まで戻る必要はないです。

(当日の様子)