みなさま、こんにちは。先日開催された事例検討会の報告書が仕上がりましたので、本HPでもご紹介させていただきます。
キャリアコンサルティング技能士会関西支部では、PCAGIP法の要素を取り入れた新たな事例検討法の実践を通して、キャリアコンサルタントの専門性向上に向けた取り組みを重ねてきました。
PCAGIP法とは、PCA(Person-Centered Approach)の考え方を、スーパービジョンや事例検討に援用して開発された技法です。事例提供者の資料を多様な視点から理解し、参加者が共有することにより、事例の理解を広げる点が特徴とされています。
今回は、1件の事例を取り上げ、STEP1(状況の把握)、STEP2(見立ての検討)を行いました。
STEP1では、参加者から投げかけられる質問を通じて、事例提供者と事例をめぐる状況が徐々に明らかにされていきました。STEP2では、事例そのものに対する見立ての検討が行われました。様々な業界のキャリアコンサルタントから、違った視点、考え方を知る機会になりました。
次回は、2019年3月17日(日)の開催を予定しています。
1.日時
2018年12月16日(日)13:15~16:45
2.場所
I-site なんば A1,A2 会議室
3.出席
14名
4.参加者の感想
- 様々な視点からの意見を聞くことによって、CCとしての視野が広がりました。またCCとして継続して学習することの大切さを学びました。
- 皆の質問を通して情報がつかめていく展開が、非常に興味深かった。
- 相手に届きやすい言葉の使い方について考えさせられました。
- 事例を客観的に考えることができました。そのうえで、自分なりに考えることができました。
- 事例提供者と参加者の相互受容がPOINTだというお話がありましたが、正にそこが大切なことだと感じました。